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福岡空港から行ける国·都市は?国内外のたくさんの路線が行き交う福岡空港。アジアを中心にたくさんの直行便が就航しているほか、仁川やシンガポールといったハブ空港へのアクセスで、アメリカやヨーロッパへの渡航もかなり便利になっている。
天神や博多から地下鉄でわずか数分。世界的に見ても驚くほどまちに近い福岡空港は、国際線のリニューアルを経ていま、さらに進化中! 2027年夏に開業予定の複合施設は、地元の方も普段使いできるスポットへ。

天神や博多といった福岡の都心部から、地下鉄で便利にアクセスできる福岡空港。国内有数の国際ネットワークを持つ空港であり、特にアジアへの移動のしやすさは国内トップクラスだ。福岡県以外の九州に住む人や、山口·広島など中国地方に住む人にとっても使いやすい。
そんな福岡からは、直行便や経由便を使ってどんな国や地域に行けるのか?
現在は国内線13社、国際線33社(うち運休5社)の航空会社が、福岡空港に就航している。
国際線では、福岡から1時間ほどで行ける韓国への路線が、全体の半数以上を占めている。以下、台湾や香港、中国、タイなど、福岡から近い国·地域への路線が充実。LCCが多く、低コストで気軽に渡航できるので、海外旅行の拠点にするのにぴったり!
仁川国際空港や香港国際空港といったハブ空港へもアクセスしやすく、経由便を利用すれば、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなど、旅の可能性はさらに広がっていく。

福岡から最も近く、渡航者が多い韓国。福岡空港国際線の定期旅客便数は、2025年12月の実績で1カ月あたり約2,000便。そのうち約半分の便数が韓国行き。
直行便で行けるのは、ソウル(仁川)、釜山、大邱、清州、済州の5都市。1日片道20便以上あり、大韓航空やアシアナ航空、チェジュ航空、ジンエアー、イースター航空、ティーウェイ航空など多数の航空会社が運航している。
地理的にも東京より近く、所要時間はいずれもおよそ1時間から1時間半前後。日帰りや1泊2日で気軽に足を運べるのがうれしい。移動の目的は、観光や推し活、ビジネスなどさまざま。便数が多く、LCCを含めた選択肢が豊富なことからリピーターも多い。

福岡から約2時間半から3時間。台北(桃園)と高雄の2都市へ、フルキャリア、LCCでの直行便が毎日運航されている。小籠包などの台湾グルメや夜市でのショッピングなどが特に人気。日本との文化的な親和性が高く、初めての海外旅行先にもおすすめ!

タイのバンコクへの直行便は毎日数便運航あり。直行便での所要時間は約5時間半~6時間(スワンナプーム国際空港、またはドンムアン国際空港着)。タイ国際航空やLCCのタイ·エアアジア、タイ·ベトジェットエアが運航し、予算にあわせてさまざまな選択肢が。
韓国や台湾と比べて距離があるため、旅行するなら最低3、4日から1週間は確保したいところ。バンコク市街地での観光やショッピングのほか、ビーチリゾートでリフレッシュするのも良さそうだ。

経済成長が続き、旅行先としても注目が高まっているベトナム。直行便はベトナム航空・ベトジェットエアによる、ハノイとホーチミンへの2都市就航。約4時間半~5時間半の所要時間で、都市部やビーチリゾートなど多様な魅力に触れることができる。ニャチャン、ダナン、フーコック、フエといったエリアへのアクセスも可能!


マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)への直行便は毎日1~2便運航。フィリピン航空、セブパシフィック航空が就航し、所要時間は4時間から4時間半。首都マニラを拠点に、セブ島やボラカイ島などのリゾートエリアへ向かうのも良さそうだ。

これから注目したい旅行先のひとつ、マレーシア。2025年8月より、エアアジア·マレーシアが福岡~台北(桃園)経由~コタキナバル線を就航。実質的な直行便(経由便)として、世界遺産の大自然を有するコタキナバルへ週7便(往復)で運航中だ。首都クアラルンプールへは、タイ国際航空やベトナム航空などの経由便でアクセスできる。

東南アジア屈指のグローバル都市、シンガポール。チャンギ国際空港と福岡空港を結ぶ直行便はシンガポール航空により毎日運航。飛行時間は約6~7時間で、都市型観光やテーマパーク、ナイトサファリなどファミリー層にも好評の旅行地。ヨーロッパへの乗り継ぎで利用する際にもぜひ楽しんでほしい。
そのほか、ヨーロッパのフランス・パリやイギリス・ロンドンなどへの旅行も便利。東京(羽田/成田)やソウル(仁川)を経由したアメリカ行きの路線も多数あり、さまざまな国・地域へアクセスできる。


国内線では、約半数を占めるのが、東京·羽田路線(2024年度実績)。その他、那覇、成田、中部、新千歳、伊丹などの国内主要空港はもちろん、長崎·五島福江や鹿児島·奄美大島、沖縄·石垣島などの九州各県の離島へも直行便でアクセスできるのが特徴だ。
今後は、東南アジアのリゾート路線や欧米豪路線の誘致に力を入れ、2028年までに国際線の路線を38路線まで拡大するとか。東南アジアやヨーロッパなどの就航路線がさらに増え、旅がますます楽しくなりそう!
これから福岡空港がどう進化していくのか、福岡空港の管理運営を担う、福岡国際空港株式会社(以下、FIAC)経営企画本部経営企画部長の児玉泰士さんに詳しい話を聞いた。


現在の旅客数の規模は羽田、成田、関西に続き国内4番目の国際空港です。2028年度までに、旅客数2,800万人、2048年度には、旅客数3,500万人(国際1,600万人、国内1,900万人)を目標に。路線数は100路線(国際67路線、国内33路線)。東、東南アジアの就航国数では日本一を目指します。
国際線地区の大規模リニューアルは2025年までに整備済みだが、2048年の目標に向けて連絡道の整備や更なる国際線旅客需要の受け入れのため国際線のチェックインフロアの増床などを計画中だ。

また、2027年夏には、商業やグルメフロア、ホテル、バスターミナル機能を備えた新たな複合施設が国内線エリアに開業予定。いろんな楽しみが増えそうな予感!

旅行者だけでなく、地元の方々など非航空旅客が何度でも足を運びたくなるような施設になりたいですね。利便性に加えて、新たなお出かけスポットとしても楽しんでいただけたら。
この数年でソフト・ハード面でのリニューアルが完了した国際線ターミナルビル。さらに便利に、そして快適に空の旅を楽しめるようになった。

2025年3月のリニューアルでは、出発免税店エリアが大幅にリニューアル。従来の約4倍となる約6,000㎡の広さに増床され、コスメ·ファッションなど国内空港免税店初となるブランドを含む45ブランドが加わり、ショッピングの時間がますます充実!
また、「福岡·九州の食文化を味わうゾーン」をコンセプトに作られた「HAKATA FOOD HALL」では、地元の人気店を中心に8店舗が出店。約300席のゆったりとした空間で、福岡ならではの食事を満喫できる。

2025年11月には、従来のお菓子·食品エリアの約3倍の広さに拡張。福岡をはじめ東京や京都などから57ブランドが出店。300種類以上の商品が並び、買い物を楽しめるようになった。

搭乗待合エリアの店舗も2025年12月にリニューアル。物販13店舗が出店し、搭乗ギリギリまでショッピングを楽しめる。

国際線ターミナルのリニューアルについて、詳しくはこちらから。
- 福岡空港国際線がリニューアル!食事もショッピングも満喫 45ブランド増加の免税店&九州グルメ | NISHITETSU ONLINE MAGAZINE N× エヌカケル
45ブランドが加わりさらに充実した出発免税店、福岡・九州の食文化が楽しめる全8店舗・約300 席のフードコートなど、福岡空港国際線の大規模リニューアルの概要と注目ポイントを総まとめ!
https://nnr-nx.jp/article/detail/184
国内線ターミナルに直結する複合施設は、2027年夏にオープン予定。商業施設やホテル、バスターミナルの機能を備えた地上11階建てのビルが建設中だ。

コンセプトは「旅する空港」。福岡やアジアの魅力をぎゅっと詰め込んだラインナップで、飛行機ご利用の方はもちろんですが、飛行機に乗らない地元の方にも遊びに来ていただきたいと考えています。


いちばんの見どころは?

4階の「日本最大のアジアンフードフロア」です。「アジアの熱気を旅する」というコンセプトで題し、40店舗超の飲食店や食物販店が集合します。福岡空港の航空便の就航先である国やエリアのグルメが一堂に会し、福岡にいながら旅気分に浸れます。
今までになかった「食体験」ができそうですね。他のフロアについても教えてください。

1階はスーパーやトラベルグッズ店などが入居する「旅の準備と日常コンテンツフロア」。トラベルグッズや旅行関連のサービス店が入居予定です。
旅の準備をしたい方が気軽に立ち寄れそうですね。実用性が高く、便利なスポットになりそう! 2階は?

「福岡・九州を旅する」をテーマに、これまでに空港では買えなかった福岡・九州の新たなお土産や、できたてのグルメが手軽に味わえる「食べ歩きグルメゾーン」を新設します。また、インバウンドの方々もターゲットにした日本を代表する食物販や工芸品・雑貨なども充実させます。地元の方々も楽しめるフロアですので、ぜひ気軽にどうぞ!
3階は?

3階は「日本を旅する」をテーマに、キャラクターグッズの店舗や空港ならではの体験ができる「日本キャラクター・体験型コンテンツフロア」。国籍や世代を問わず、多様な方々が行き交う空間になればと考えました。




同じく2027年夏に開業を控えるのが、「ソラリア西鉄ホテル福岡エアポート(仮称)」だ。場所は空港直結の複合施設の5階から11階。7タイプ、全 165室の客室を備え、大浴場やサウナ、フィットネスも併設される。
福岡空港利用者にとっては待望の空港直結ホテル。ちょっと足を延ばせば複合施設があり、食事やエンタメも充実。ますますコンパクトで快適な旅ができそうだ。


さらに、複合施設1階には、路線バスや高速バスの乗車拠点となるバスターミナル機能を新たに整備。2階には国際線ターミナルを結ぶ連節バスの乗降場を設け、屋内の快適な待合環境をつくる。


2027年夏の複合施設完成に向けて、進化を続ける福岡空港。
福岡への旅行者なら……旅の前後に立ち寄って九州&アジアを満喫!
乗継便で福岡空港を利用するなら……ホテルに滞在して食&エンタメ体験でコンパクトに福岡を楽しむ!
地元の人は……仕事帰りやお休みの日に、サクッと食事やショッピングに。家族でも友達とでも、一人でも旅気分を味わえそう!
など、さまざまな使い方ができそうだ。
福岡(ローカル)にいながらアジア(グローバル)を旅できる新たな空間の誕生へ。地元に住む人々も、福岡を訪れる人々も、その完成にぜひ期待を!
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