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結婚式の定番と言えば格式あるホテルウェディング。西鉄グループが運営する西鉄グランドホテルも、福岡の婚礼会場としてたくさんのカップルの晴れ姿を見送ってきた。そんな西鉄グランドホテルが2025年12月、婚礼用の神殿をリニューアル。新しい神殿で和装の挙式や前撮りができるようになった。リニューアルでどう進化した?
1969年に誕生して以来、変わらない格式と上質なサービスで愛され続けてきた西鉄グランドホテル。洋装も和装も見事に映える、クラシックで洗練された婚礼会場は、大人のウェディングをかなえたい方にぴったりだ。











西鉄グランドホテルのウェディングで注目したいポイントと言えば「料理」。ホテル伝統のローストビーフや和牛肉の煮込みボルドレーズ風、舌平目の「ソールボンファム」、ロブスターの「テルミドール」など、歴代の料理長から伝わる名品の数々を提供している。


そんな西鉄グランドホテルが、1999年に利用をスタートさせた婚礼用神殿を大幅にリニューアル。2025年12月1日に、新しい神殿がオープンした。

テーマは「和の伝統とモダンの融合」。和モダンでシックなテイストでありながら、西鉄グランドホテルらしい「伝統」や「格式」も尊重。石畳を思わせるセンターロードや組子風の格子などが、モダンなデザインに見事にマッチしている。

間接照明が落ち着いた雰囲気を演出。調光可能な照明を取り入れたことで、よりドラマティックな演出ができるようになった。
また、参列者の席のレイアウトを変更し、収容人数が32名から56名へと拡大。親族だけでなく大切な友人も招待できるように。以前は参列者席が中央向きで配置されていたが、祭壇に正対する配置に変え、婚儀を見守りやすくなった。

挙式の体験価値をさらに高めてくれるのは、警固神社との提携で新しくスタートした雅楽の生演奏だ。神秘的な音色が会場を包み込み、特別感をぐっと引き上げてくれる。

さらに、ウェディングの体験そのものにも変化が。これまでは新郎新婦の「ファーストミート」のみだったが、新たに「ファミリーミート」を導入。

ウェディングドレスに着替えた新婦と新郎が、両親やその他の家族と過ごすための時間を設け、「体験」や「思い出」がより色濃く残るようになった。
空間デザインなどのハード面だけではなく、挙式の体験そのものを刷新した西鉄グランドホテル。リニューアルに込められた想いを、西鉄グランドホテルの営業本部・婚礼担当で支配人を務める梅野一生喜さん、副支配人の吉永真美さん、同担当の上原麻希子さんにうかがった。


1999年に神殿を利用しはじめてからおよそ四半世紀が経つと、カーペットや壁などの老朽化が目立つようになりはじめ、当初は単純に「修繕計画」としてプランを進めていたんです。ところが、弊社社長の豊福が「単なる改装ではおもしろくない!」と。そこで、若手が中心となって今一度自分たちの強みや特色を見直し、現代のトレンドをリサーチ。現代のニーズに合ったウェディング体験の提供を目指して、大幅にリニューアルすることになりました。
リニューアルの核となったのは?

大きかったのは、日本最大級のハウスウェディング事業者テイクアンドギヴ・ニーズ(以下、T&G)との協業です。東京を拠点に全国でウェディング事業を展開するT&Gとの協業で、最新の婚礼トレンドを取り入れ、新しい顧客開拓につなげたいと考えました。私たちにとって新しい挑戦でもありますね。


伝統と格式を大切に地元密着型で事業を進めてきた私たちと、マーケティングやプランニングが得意なT&G。「互いの特色をリスペクトしながら協業を進めましょう」と話しながら、神殿のリニューアルをはじめ婚礼の体験自体を見直していきました。
コロナ禍以降、挙式数は全国的にも減少傾向にあり、式のあり方など若い世代の価値観の変化を肌身で感じていました。福岡でもゲストハウスウェディングの強さを痛感していたところで、「このままじゃいけない」という思いもありましたから。
リニューアルで変わったことは?

T&Gとの協業で、自由度が高いハウスウェディングの良さを知る機会となり、ホテルとしての品格とそのノウハウを掛け合わせた「ニューレガシー」を生み出すことができました。その良さが表れているのが、リニューアルを機にスタートした「ファミリーミート」です。
結婚式当日は分刻みのスケジュールで進んで行くことは承知の上ですが、それでも「貴重な体験を」という想いからウェディングプランに組み込んだのでした。新郎新婦と大切なご家族がお互いに、感謝を伝える「場の提供」が新しい価値になる。そのことに気付けたのはT&Gとの協業があったからこそだと思います。

契約から当日までお客さまに伴走している私たちプランナーは、お客さまの想いを当日までどう繋げていくかを常に大切にしています。今回のリニューアルで「ファミリーミート」を取り入れて、本当に良かったと現場で感じています。言葉で伝える場があれば式がより重要な意味を持つようになり、時間の過ごし方が違ってくると思います。
そのほか、会場での反応はいかがですか?

流れで大きく変わったのは入場のシーンです。祭壇の正面の扉から入場し、センターロードをまっすぐ歩くよう動線を変更したことで、参列者の方から新郎新婦のお顔が見えやすくなりました。神殿の照明が調光可能になったことでより印象的な演出ができるようになり、臨場感がものすごく高まりました。


収容人数が増えたので、お客さまが「誰を呼ぼうかな」と楽しそうに検討していらっしゃる姿も印象的です。招待された方はきっと特別感を感じていただけると思います。

リニューアルして一番良かったと感じる点は?

自分たちの「当たり前」を俯瞰的に見ることができ、固定概念がなくなったことですね。今回のリニューアルで得た知識や経験があれば、もっと自由な発想や新しい提案につながると実感しました。

デザインとサービス両方の進化で、挙式での体験がよりドラマティックになり、お客さまの喜びが大きくなったと感じています。パーティー後のエンドロールで、新郎新婦とそのご家族のいろんな「表情」を見ることができるようになったな、と。
私たち、婚礼に立ちあう仕事ではあるのですが、どんな時も、毎回しっかり感動しているんですよね。リニューアル後、実は泣く機会が増えたんですよ。場や演出が変わったことでみなさんの表情が豊かに引き出されるようになったので、感動の度合いが以前より高まっている気がします。

うん、毎回泣いてるもんね(笑)。

お客さまにもそのように感動を感じていただけていたらうれしいですね。
気になる成約率は……リニューアル後にアップ!当初はチャペルでの挙式だけを考えていたが、神殿の情報を知ってから神前式を希望したり、白無垢やドレスなどで挙式前に前撮りを希望したりする利用者も少なくないという。
「ニューレガシー」が生まれた一方で、変わらない伝統と格式を守り続けるのも地域の老舗である西鉄グランドホテルの役割だ。


新しく取り入れた要素もありますが、変わらず守り続けたいものはもちろんあります。例えばそのひとつが、代々の料理長が引き継いできた料理です。「懐かしい」と親しんでくださるお客さまがたくさんいらっしゃいますので、こうした伝統を大切に、私たちらしいサービスを地元の方々に提供し続けたいですね。
挙式や前撮り、顔合わせの食事会など、地域の人々のさまざまな幸せを見守ってきた西鉄グランドホテル。
ウェディングのご相談は、想いも涙も日ごろからあふれている婚礼担当チームまで!

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