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こども達に憧れのお仕事体験を!
オープントップバスのバスアナ
体験に密着@キッザニア福岡

こども達に憧れのお仕事体験を! オープントップバスのバスアナ 体験に密着@キッザニア福岡

2022年7月31日、「ららぽーと福岡」にオープンしたこども向け職業体験施設「キッザニア福岡」。西鉄も地元企業として出展し、“観光バス”のパビリオンを出展しています。屋根のない観光バスが走るのは、全国のキッザニアでここだけ!そんな日本初のコンテンツはどんな体験が待っているのか、こどもたちのドキドキの体験の様子と共に紹介します。

目次

日本初の屋根なし観光バスで、こどもたちに“ときめき”と“わくわく”を!

西鉄では西鉄グループの仕事を体験してもらうことができる「にしてつキッズしごと体験スクール」や「バス教室」「電車学校」といった、将来を担うこどもたちに向けた取り組みや交流を行っています。そんな中、日本で3施設目となる「キッザニア福岡」のオープンが決定。 “将来にわたってこどもたちの教育や成長に貢献したい”という想いが一致し、パビリオンの出展が決まりました。

「キッザニア福岡」に入るオープントップバスは本物の約10分の1のサイズ。色やデザインまで細かく再現されています。ちなみに車体ナンバーの「KZF-242」は、本物同様に語呂合わせで「キッザニア にしてつ」という意味。“あの”福岡オープントップバスがキッザニアにあり、見かけたこどもたちは「見たことある」「ぼく乗ったことある」と大はしゃぎです!

いざ、キッザニアへ!わくわくの仕事体験に密着

「ららぽーと福岡」2F、オーバルパーク横に「キッザニア福岡」があります。空港をイメージしたエントランスを通り施設に入るとたくさんのパビリオンがお目見えし、それだけでこどもたちはもう、うきうきです。

観光バスのパビリオンに着いたら、まずは予約。キッザニアは“こどもが主役の街”であり、各パビリオンの体験は親元を離れてこどもだけで行うのが基本です。予約ももちろんこどもが行うことで、一人ひとりの成長を手助けします。

オープントップバスのパビリオンでは、お客さんを迎えバスガイドの仕事をする「バスアナウンサー」と街中観光を楽しむ「お客さん」の2つの役があり、どちらか選んで体験できます。

今回は菫恋(すみれ)ちゃんと走(そう)くん(共に5歳)が「バスアナウンサー」の仕事に挑戦!スーパーバイザーと呼ばれるスタッフやバスアナウンサー(写真左)、運転手(写真右)が付き添い、仕事の指導やサポートをしてくれます。こどもたちに対して常に敬語で話し、名前に“さん”を付けるなど、こどもを1人の大人として扱いながらこどもの「気づき」を引き出します。

ユニフォームを着るとこどもたちも思わずニッコリ!ユニフォームは西鉄のオリジナルで、帽子には博多織のリボンを使い、福岡らしさを出しているそうです。

バスに乗り込むと「おはなし手帳」を受け取って、マイク片手にセリフを読む練習から。2人とも初めての経験に緊張の面持ちです。何度か練習するとセリフも上手に言えるようになりました!

そして本番。いよいよお客さんをお出迎え。手をそろえて笑顔で迎えます。チケットの受け取りもばっちりです。

いよいよバスが走り出します。消防署やカーライフサポートセンターなど様々なパビリオンが見られる“商店街”を1周し、所要時間は10分ほど。その間に「おはなし手帳」を持ってガイドをしていきます。マイクを使って自分のおすすめの仕事を紹介するのですが、練習通りに言えるかな?

街並みにあわせてガイドをします。走くんのおすすめスポット「警察署」横を通過すると、ばっちり紹介してくれましたよ!

ドキドキのバスアナウンサー仕事体験もいよいよラスト。お客さんのお見送りをして、無事に仕事が終了するとひと安心。成果物として「おはなし手帳」と「仕事カード」がもらえるのも嬉しいですね。

そして今回の給料として8キッゾをもらいました!現金かキャッシュカード振込での受け取りが可能。専用通過のキッゾは施設内でサービスを受けたり、ショッピングモールで買い物をしたりと自由に使えるのですが、こどもたちは何に使うのかな?

お客さんとして乗車も可能。キッザニアの街をゆっくり満喫してみよう

3キッゾを支払って、お客さんとして乗車体験もできるんです。体験するのは航司郎(こうしろう)くん6歳と、行(こう)くん10歳の2人。もちろんこちらの予約も自分たちで行いましたよ。時間までは乗車チケットを持ってバス停で待機。

バスアナウンサーに乗車チケットを渡して、バスに乗車します。バスに乗り込んだら、いよいよ出発です。笑顔で「行ってきまーす!」。

屋根がなく、開放感抜群の車内からキッザニアの街を観光できます。信号機が設置されるなど街並みがしっかり再現されているのにも驚き。降車後、記念に乗車チケットがもらえます。

※特別に許可を得て撮影しています。

今回は思い出に残る貴重な体験でした!初めての経験に、最初は緊張しっぱなしでしたが徐々に慣れてきて仕事体験も上手にできていました。

スーパーバイザーは最後に必ずこどもたちに感想を聞いているそうです。「楽しかった」と喜ぶこどもが多いのですが、中にはセリフにはないアドリブで話したことを覚えていて、「大変そうだった」と言う子もいるのだとか。それには「自分が考えた言葉で伝えるのが大切」と言った自分の言葉を、ちゃんと理解してくれているのだと感心しっぱなし。親と離れて一人で行う仕事体験はこどもたちを格段にレベルアップさせます!親御さんは遠くで我が子を見守りながら、その成長ぶりに感動するのだそうです。

将来を担うこどもたちへ、西鉄ができること

西鉄は「まちに、夢を描こう」という企業メッセージの下、未来を担う子どもたちにときめきやわくわく、楽しさを提供する取り組みを行っており、バスや電車に親しんでもらったり、働く喜びや楽しさを知ってもらえるようなイベントなどを開催しています。

今夏、行った「こども50円バス」では、小学生を対象に西鉄バスでどこまで乗っても運賃が50円に。また、9月のシルバーウィーク期間中には「こども無料バス」を実施し、小学生以下のこどもは、なんと運賃が無料!さらに福岡から熊本を結ぶ高速バス「ひのくに号」が500円で乗れる「ひのくに号こども 500 円」、今年10周年を迎えた福岡オープントップバスで行った「2分の1成人式」、「にしてつキッズしごと体験スクール」といったたくさんの「N(西鉄)×子どもたち向けの企画」を提案。
キッザニア福岡での体験をはじめ、子供たちがバスや電車など西鉄グループの仕事に親しめる機会がもっと増えるといいですね。

※撮影は感染対策を行った上で、特別に許可を得て撮影時のみマスクを外しています。

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