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福岡ソフトバンクホークスや
アビスパ福岡と共同で開催
西鉄のスポーツ教室がすごい!

福岡ソフトバンクホークスや アビスパ福岡と共同で開催 西鉄のスポーツ教室がすごい!

地元スポーツチームへのサポートや「スポーツ教室」の開催など、西鉄ではさまざまなかたちでスポーツを応援している。今年度は「アビスパ福岡」や「福岡ソフトバンクホークス」と連携して、キッズ向けの「スポーツ教室」を開催。これまでの取り組みをふりかえりながら、スポーツを通したまちづくりについて紹介する。

目次

西鉄と地元スポーツチームとの協業

地元に根ざした事業で地域の活性化に取り組んでいる西鉄では、スポーツを通したまちづくりにも取り組んでいる。

その一環として西鉄では、「福岡マラソン」や「福岡国際マラソン」、「ツール・ド・九州」「世界水泳2023」など、福岡で開催されるスポーツ大会への協賛を行ってきた。

「ツール・ド・九州」では社員が大会運営ボランティアに参加。大会ボランティアとして現地に赴き、交通整理や案内をして運営をサポートした。

また、地元スポーツチームとの協業も。地元福岡で人気のプロスポーツチームと言えば、福岡PayPayドームを拠点とするプロ野球球団「福岡ソフトバンクホークス」と、今年「2023Jリーグ YBCルヴァンカップ」で初優勝を果たしたプロサッカーチーム「アビスパ福岡」。これらの2チームに対しても、長年にわたってサポートを続けている。

2023年7月には福岡PayPayドームで開催されたソフトバンクホークスの「鷹の祭典2023」で、イベントに合わせたラッピング電車「勝つぞー!電車」を運行。

車両デザインイメージ
選手の直筆メッセージ

「鷹の祭典2023」のユニフォームカラーである「勝つぞー!エメラルド」と同系色の「6000形」の車両にラッピングを施すことになった。

もとは、ソフトバンクホークスがユニフォームについてSNSで発表した際に、「西鉄電車とカラーが似ている」と話題になったことから始まった今回の特別コラボ。さわやかなアイスグリーン色の車両には、チームをけん引する10名の選手の顔写真や直筆メッセージがデザインされ、にぎやかな仕上がりが話題を呼んだ。

さらに、西鉄福岡(天神)駅ときめき広場へのホークス選手オブジェの設置や、西鉄電車駅員・西鉄バス運転士の専用ユニフォーム(レプリカ)着用も実施。まち全体で勝利に向かって願いを込めたのだった。

福岡ソフトバンクホークスの「野球教室」

こうした活動の一環として開催したのが、地元のプロスポーツチームと協業して実現がかなった「スポーツ教室」だ。

2023年10月に開催された「野球教室」の会場は、今年オープンしたばかりの「福岡大名ガーデンシティ」(中央区大名)の芝生公園。この日のコーチは、なんとソフトバンクホークスを引退した3人の元選手!現在は地域振興に関する部署に所属し、幼稚園や小中学校などに野球を教えに行っているのだとか。

新垣渚コーチ
中谷将大コーチ
黒瀬健太コーチ

参加したのは小学校1年生から6年生までの約60名。プロで活躍していた選手からコツを教えてもらうなんて、めったにないチャンス。子どもたちのまなざしも真剣だ。

ティーバッティングでは、各選手が1人ひとりに付きっきりで指導。体格やフォームを見ながら、ていねいに教えてくれた。

スピードガンを使った球速の測定や、数字が書かれたボードをめがけてボールを投げる「ストラックアウト」にも全員がチャレンジ!

練習後はコーチたちとの交流会。サインをもらったり、一緒に写真を撮ってもらったりして子どもたちはさらにうれしそう!

 新垣コーチ
新垣コーチ

引退後は西鉄バスをけっこう使っているので、西鉄さんといっしょに野球教室を開催できてうれしく思っています。私たちは日ごろからいろんな場所で野球教室を開いているので、毎回1人ひとりが違っていて、新鮮な出会いに刺激を受けています。

野球教室を通して「初心者でも楽しめるんだ!」と感じてもらえたらうれしいですね。野球は1人ではできないスポーツです。ぜひ友だちを誘って、太陽の下で元気にプレーしてもらえたらと思います。

黒瀬コーチ
黒瀬コーチ

日ごろから子どもたちと触れ合う機会が多く、「教える」というより「一緒に遊ぶ」気持ちでいつも時間を過ごしています。ぼくの内面が子どもたちと同い年くらいだから、同じ目線でいられるのかもしれません(笑)。

技術も大切ですが、小学生ならまずは精一杯楽しんで、野球を好きになってもらいたいと思います。そのモチベーションは大人になってもきっと大切な原点になるはずです。

中谷コーチ
中谷コーチ

こうして子どもたちと接することで、私たちも元気がもらえます。最初の段階では「うまくなりたい」よりも楽しむことがいちばん。あとは、野球に関わらず、いろんなことに挑戦してほしいと思います。

アビスパ福岡の「サッカー教室」

2023年6月に雁の巣レクリエーションセンター(福岡市東区)で開催された「サッカー教室」では、30組の応募枠に500通もの応募が殺到!抽選で選ばれた小学校1~3年生の親子が会場に集まった。

指導にあたったのは、アビスパ福岡の4人のコーチたち。みなさん、スタイルがよくてかっこいい……!

「いいね、いいね」「ナイスプレー!」など、コーチの子どもたちへの声掛けやタイミングもプロならでは。モチベーションが上ってきたのか、みんなの動きや表情がどんどん生き生きとしてきた!

指導してくれるのがプロチームのコーチでも、初心者が気軽に参加できるのが「スポーツ教室」の魅力のひとつ。

参加した子どもたちからは

「シュートを決められてうれしかった」
「お父さんと一緒で楽しかった!」

といった声が集まった。

一方、保護者の方々から寄せられたのは

「好きなことを見つけてほしいから、いろんなことを経験させたいと思って参加しました。気軽に参加できるのが良かった」
「子どもはスポーツに対して苦手意識があったみたいですが、今日は楽しんでいました。サッカーが好きになれば友だちも増えますね」

といった声が。

半澤さん
半澤さん

こうしたスポーツ教室では、知らない人どうしでもすぐに仲良くなれるのが良いところ。「うれしさ」や「楽しさ」だけではなく、「悔しさ」や忍耐力も味わえるのがスポーツの醍醐味だと感じています。

また、今回のようなスポーツ教室は、西鉄のみなさんや参加者のご家族などたくさんの人の力添えで成り立っています。参加した子どもたちが、どんな時も周囲への感謝の気持ちを忘れずにいてくれたらうれしく思います。

スポーツ支援に対する西鉄の想い

西鉄がめざすのは、スポーツ支援を通して地域を盛り上げること・活性化させていくこと。

こうした取り組みを続けているのは「子どもたちの育成への支援となり、地域の未来をつくることに寄与できればうれしい」という想いからだ。西鉄はこれからも地域の人々がいきいきと暮らせる機会をつくり、にぎわいを創出できるよう、地元のスポーツを積極的に応援したいと考えている。

「スポーツ教室」開催のお知らせは、「にしてつキッズチャンネル」LINE公式アカウントやホームページにて配信しています。ぜひチェックしてみてください。

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