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日本有数の温泉地として知られ、福岡からも2時間半で行ける大分県・別府。その繁華街にあるのが「西鉄リゾートイン別府」だ。別府ならではの温泉大浴場&露天風呂やご当地メニューがうれしい朝食ブッフェなど、ホテルの魅力をまとめて紹介!
2003年3月にオープンした「西鉄リゾートイン別府」は、西鉄ホテルズが運営するホテルブランド「西鉄イン」に数えられる宿泊主体型ホテルだ。観光地に特化して出店する「リゾートイン」としては全国初。地上10階、全184室を備えている。

高速バスや別府市内を循環するバスが発着する「北浜バスセンター」の目の前! 別府駅からも徒歩約10分で、繁華街に近く、観光やビジネスの拠点として利用しやすい立地が魅力のひとつだ。


別府のランドマーク「別府タワー」や百貨店「トキハ」へも徒歩数分。幹線道路に面し、駐車場もあるので車で行動するにもかなり便利だ。

注目すべき館内施設は、何と言っても大浴場と露天風呂だ。温泉の泉質は炭酸水素塩泉。チェックインの15時から深夜1時まで、翌朝5時から9時30分まで入浴できる。







ロビーでは作務衣を着たスタッフさんたちがお出迎え。「別府らしい雰囲気を味わってもらいたい」と、2024年にユニフォームをリニューアル。自動チェックイン機もあるのでスムーズにチェックインできる。


1階のエレベーターホールには館内着(浴衣)やアメニティを用意。必要なものを選んだら、エレベーターで客室へ。自動販売機や観光用パンフレット、地図などもこのスペースにあるのでチェックしておこう。

部屋タイプは4種類。どのタイプもシンプルモダンな内装にまとめられている。また、全室にシモンズベッドが採用されているのもうれしいポイント。シングル用の部屋タイプでもソファやテーブルまで完備されていて、過不足のない快適な設えとなっている。

館内でもっとも多い部屋タイプ。幅123cm ×長さ197cmのセミダブルベッドがあり、入ってみると12㎡とは思えない広さ!




定員2名。幅100cm×長さ197cmのシングルベッドを2台完備。友人との旅行にもぴったりだ。


定員2名。幅110cm×長さ197cmのシングルベッドを2台用意。テーブルと2名掛けのソファに加え、バッグやキャリーケースを置ける荷物台もあって便利!



定員2名。幅160cm×長さ197cmのクイーンベットでゆったりと身体を休めることができる。テーブルとソファ(2脚)でくつろぐのもよさそう。


朝食はブッフェ形式で和洋食が楽しめる。釜揚げしらす丼や鶏天&唐揚げ(日替わり)、団子汁、鶏めしなど、郷土色ゆたかなメニューも盛りだくさん。大分名物を余すところなく満喫してほしい。

朝食会場は1階のレストラン。大分名物が並んでいる左手の「大分味めぐり」コーナーから順番に回るのがおすすめだ。時間は6時30分から9時30分まで。うまくスケジュールすれば、食事の前後に温泉でリフレッシュも可能!
大分と言えば新鮮な魚介類。まずチェックしてほしいメニューは「釜揚げしらす丼」だ。全国有数のしらすの産地として知られる大分。地元で水揚げされた釜揚げしらすを、好きなだけのせて丼にできるとは、なんという贅沢!

大根おろしや青ネギ、梅干しなど薬味を合わせるとGOOD。かぼすポン酢など好みの味で味わおう。

また、人気の大分名物「とり天」と「唐揚げ」は、どちらか1品を日替わりで提供。1個あたりの大きさにびっくり!こちらもかぼす醤油やかぼすポン酢と相性バッチリだ。

そのほか、「団子汁(だんごじる)」や「鶏めし」、「しいたけの煮物」なども人気。こうして見ると、大分がいかに自然や食材に恵まれているかを実感できる。



奥には地元産の野菜が並ぶサラダバーやドリンクバーも用意されている。コーヒーやお茶はカップでテイクアウトもできるので、食後に持って部屋に上がっても良さそうだ。


着任前にも別府に何度か遊びに来たことがあり、旅や食事には目がない「西鉄リゾートイン別府」支配人の浜崎将幸さん。ホテル周辺の魅力を知り尽くす浜崎さんに、ホテル滞在時のおすすめの過ごし方を教えてもらった。


繁華街に近いので、夜はぜひ近くの飲食店で大分の海鮮を味わっていただきたいですね。翌朝は、別府湾沿いを散歩するのが気持ちいいですよ。ホテルから徒歩5分でこの景色。歩道がきれいに整備されているのでランニングにもぴったりです。

ホテル周辺には有名な観光地やご当地グルメを楽しめる店も多い。
7つの地獄をめぐる「別府地獄めぐり」なら、ホテル前に発着する亀の井バスの定期観光バスが便利。
1日2便(午前・午後)で、所要時間は約3時間、大人1人4,500円(観覧料込み)。ホームページなどから予約して利用しよう。


コバルトブルー色が目を引く「海地獄」。湧き出る温泉は摂氏98度もあり、近づくと湯気の熱気と香りが漂い、なかなかの迫力がある。約1,200年前の鶴見岳の爆発によりできた地獄。敷地内には、赤色に見える「赤池地獄」のほか、ショップや資料館、カフェ、足湯などもある。


宿泊施設やレストラン、ショップなどが並ぶ、2025年7月オープンの複合施設。別府の歴史を伝える砂湯が体験できる「別府海浜砂場」も敷地内で営業中。


明礬(みょうばん)エリアにある老舗旅館「岡本屋」が営む「岡本屋売店」は、地獄蒸し®︎プリン発祥の店としても知られている。名物の「地獄蒸し®︎プリン」や「地獄蒸したまご」をはじめ、おにぎりやうどんなどの軽食も味わえる。

別府の名物と言えば「冷麺」。麺やスープはお店ごとに特徴があり、食べ歩きをするのもおもしろい。「手のべ冷麺専門店六盛松原本店」は数ある名店のひとつ。コシの強い自家製麺と牛&昆布だしのあっさりスープ、国産牛のすね肉を使ったチャーシュー、辛みが効いたキャベツのキムチが特徴だ。

別府の中心部から車で15分ほどの場所にある「レストラン東洋軒」は、別府とり天の発祥とされる老舗の中華レストラン。「西鉄リゾートイン別府」近くにある百貨店「トキハ」の地下にある「湯けむり横丁」にも店舗があり、気軽に名物が楽しめる。


「西鉄リゾートイン別府」浜崎支配人おすすめの海鮮居酒屋。海鮮を浜焼きスタイルで楽しめるほか、刺身や一品料理や、「とり天」など肉料理も豊富にそろう。ドリンクの提供スピードが驚くほど速いのも人気の理由だ。




大正5年創業の老舗「友永パン屋」は地元の人々に愛される名店。開店の8時30分前に行列ができることも。10個単位でまとめ買いする人もめずらしくない。



「西鉄リゾートイン別府」の目の前にある百貨店「トキハ」は、おみやげ探しにもぴったりだ。1階にある「おんせん市場」には、別府だけでなく大分全域の特産品がそろう。お菓子や調味料、加工品、お酒などラインナップも充実。
ちなみに、高速バスを利用して県外へ移動する場合は、トキハのすぐ前にバス停があって便利。旅行から帰る前に立ち寄っておみやげ探しをするのも良さそうだ。

繁華街にあり、高速バスや電車でのアクセスも抜群の「西鉄リゾートイン別府」。観光やビジネスの拠点にすれば、快適な旅になること間違いなし!
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