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九州+山口下関エリアまでをお得に移動できる「SUNQ(サンキュー)パス」。実際使ってみたらどうなのか?!
インスタフォロワー数10万人超、話題の旅行系インフルエンサー『おーちかmap』の3人が、気になるスポットをピックアップ。西九州新幹線の開通で話題の佐賀・嬉野から長崎市内をバスで周遊してきた!



大学の同級生である武田を誘って「おーちかmap」をスタート。デジタルクリエイターとしてコンテンツの編集を担当する。

仲の良かった大塚に誘われて「おーちかmap」をともに立ち上げる。リサーチやプランニング、旅行の手配などが得意な行動派。

大塚・武田と出会い、不定期で「おーちかmap」のメンバーとして活動する。特にグルメが好き♡

SUNQパスって知ってる? 九州や山口の一部で使えるバスのフリーパスチケットで、チケットは8,000円から14,000円。3日か4日間、高速バスと一般路線バス、一部の船舶が乗り放題になるんだよ!

それってすごくない?!

じゃあ、これ1枚持ってれば、エリア内のどんな場所にだって行けちゃうってこと?!

無敵すぎる!

スマホで見てみたら、SUNQパスって4種類あるんだね。それぞれどう違うの?

使えるエリアと日数の違いだよ。詳しくはSUNQパスのホームページをチェック!(http://www.sunqpass.jp/)



今回選んだのは北部九州+山口エリアで使えるパス。これ、3日間用のパスなんだけど、実は2日間でも十分お得に使えるんだよね。


今回は福岡発、1泊2日で佐賀・嬉野と長崎市内をまわるよ。SUNQパス、スマホから予約しといた!

まじか、サンキュー♡

天神高速バスターミナルの窓口で、名前を伝えて購入すればOK。

便利だね。


スマホで簡単に購入できるし、当日でも、発車時刻の30分前までなら購入できるから助かるよね~。

あ、もうバス来てる。乗ろう!


バス旅ってなんだかワクワクする~♡

私と武田、実は前に「SUNQパス」で旅したことがあって。

そうなんだ。

最初は「バスで1泊2日ってしんどくない?」って思うんだけど、いやいや、実際はバスに慣れたらめちゃくちゃラク。

しかも、電源・Wi-Fi完備だよ?

最強じゃん。移動中、行きたいスポットチェックしたり、ドラマとか映画も見れちゃうってことだよね。

そうそう。疲れたらお昼寝して体力回復できるし、エアコンもしっかり効いてる。最高に快適な乗り物だよ~。

福岡の「西鉄天神高速バスターミナル」から目的地の「嬉野バスセンター」までの所要時間は1時間46分。

福岡から嬉野ってすぐだね。

私はスマホで編集作業してたら着いちゃった。

話しながら乗ってると、本当にあっという間!

で、1軒目はどこ行くの?

最初はやっぱり定番を抑えたいなと思って、温泉豆腐を食べに行くよ!

いいね~温まりそう♨

嬉野の名店と言えば「宗庵よこ長」。温泉湯どうふを食べに行こう!

いいね♡

いいね♡

「宗庵よこ長」へは、バスセンターから徒歩約5分。SNS用に自分たちで撮影もしながら店に入る『おーちかmap』の3人。メニュー表を開いていろいろと検討した結果、やっぱり定番の「湯どうふ定食」を頼むことに。

いただきま~す!

いただきま~す!

いただきま~す!


ねぇねぇ、湯どうふってこんなにとろとろなんだ!

あったかくて体に染みわたる~。


熱々でおいしいね~♡
次に向かったのは「cafechino -カフチノ-」。「宗庵よこ長」から徒歩約10分だから、話しながら食後の散歩にぴったり。好きなケーキをそれぞれ選んで、まったりカフェタイム。



「cafechino -カフチノ-」から徒歩10分ほどの「ブーゲンハウス嬉野」は、国内最大級のブーゲンビリアの花園。温室の中に、25種類400本のブーゲンビリアが色鮮やかに咲いている。


すごい、きれい!

ハウスの中だから温かいんだね。

写真映えすごい!

金運を呼ぶ「カリフォルニアゴールド」など、希少な品種もたくさんあるんだって。




宿泊は、嬉野温泉街の中心部にある「悠然の宿 東海」。浴衣に着替えた3人は、温泉街の中心部にある足湯まで街歩きすることに。


これ、ひざ下の蒸し湯なんだって。気持ちよすぎでしょ~

いい顔してる(笑)。

この後宿に戻って、食事と温泉も満喫した3人。心身ともに満たされて、1日目が終了。

おはよ。9時過ぎに宿出発って、けっこう早くない?

そりゃあ、今から行くのが今回最大の目的地だから。「忍者村」って行ったことある?!

「忍者村」?!知らない!

よし、目覚ましがてら、ここから歩いて行こう。

え! そこも歩いて行けるんだ。嬉野って徒歩でめぐれて便利だね。
歩いて15分ほどで「佐賀元祖忍者村 肥前夢街道」に到着。朝日を浴びながら石段を登り、入り口を目指す。さっそく修行だ……。


着いた!

入園料は1,100円。忍者服レンタルは1人1,300円(ともに中学生以上~大人の料金)。さらに、園内の遊び処で利用できるゲームチケットは8回分1,000円で販売されている。
衣装に着替え、すっかり忍者になりきる3人。


2人とも、に、忍者だ。

みんなだよ!

意外と違和感ないね(笑)。

テンション高くないか?!(笑)



いちばんなりきり上手なのは大塚じゃない?!

意外な一面だ(笑)。



敵を発見!


けっこうむずい!


真ん中に的中! 景品がもらえるんだってさ

大塚、手裏剣うますぎ(笑)

そんな才能あったとは!
嬉野バスセンターから長崎駅前までは高速バスで67分。この区間は座席の予約ができないので、早めに待合所に移動してバスを待つ。

この区間は予約できないって聞いてたから、念のためかなり早めにバスセンターに来たけど……。

余裕で乗れたね!

近くのお店でおみやげ買う時間ができて良かった~。

市内のバスでもSUNQパスが使えるので、移動はバスで。(「長崎駅前東口」→「興善町」まで通常160円)



ここでも「SUNQパス」が活躍するね。

長崎って路面電車のイメージだったけど、バスも便利!

いろんな場所に行けるから、慣れると便利だよね。
トルコライスで有名な「ニッキー・アースティン万屋町店」でお昼を食べてお腹いっぱい!


眼鏡橋でもバッチリ記念撮影。

それから、商店街を歩いて抜けて中華街へ。


ちょっとずついろんなものを味わえるのがうれしいな。

ランチ食べたばっかりだけど、スイーツは別腹♡

ごま団子、好き!


SNS用にも撮影しとこうっと。

中華街の雰囲気って写真に映えるね♡

スイーツに満たされて大満足!

新地中華街からグラバー園への移動もバスを利用。


SUNQパスを持っていれば、長崎駅前から新地中華街や出島などの観光スポットを巡回している「ながさき観光ルートバス」(通常160円)での移動がわかりやすくて便利!


「グラバー園」って「SUNQパス」の特典が使えるみたいだよ!

「SUNQパス」を提示すれば、通常より割安の団体料金で入れるんだって。

他のスポットでもいろんな特典があるんだね。


ここから見える長崎の景観もいい感じ!


ハート型の石、発見!

園内のどこかに3つあるらしいよ。


こうやって撮ったらかわいいかも♡



もうすぐ帰る時間だね。

今回の旅も終わりか~。あっという間だった!

まだ帰りたくない‼(笑)

グラバー園からの帰りも「ながさき観光ルートバス」を利用。長崎駅前で降りて、長崎バスセンターまで歩いて移動。

あとはバスに乗っておくだけで福岡に着くんだね。

疲れのピーク。絶対寝る(笑)。

間違いない。うちも爆睡すると思う!

バス旅ってこれまであまりしたことなかったけど、一度体験したらかなり便利だってわかったよ。

そうでしょ? 車移動と比べてかかる時間はそれほど変わらないし、駐車場を探す手間やお金もいらない。バス旅、極めたいね。

特に、今回の福岡・嬉野・長崎とめぐるルートは移動のムダがないし、バスターミナルから繁華街への移動もかなりラクだったよね。このルートはインスタでもかなり反応いいと思う!

今回は1泊2日だったけど、3日間使えるパスならあと1日使えるんだよね。ちなみに、かかった料金は大人1人あたりこんな感じ!
●西鉄天神高速バスターミナル→嬉野バスセンター 2,200円
●嬉野バスセンター→長崎駅前 1,800円
●長崎市内でのバス移動(160円×3) 480円
●長崎駅前→西鉄天神高速バスターミナル 2,900円
合計 7,380円

あと1,620円使えば値段分のもとは取れる計算だから、あと1カ所どこかに移動するだけで十分お得だね。

長崎駅前からだったら、ちょっと足を延ばして佐世保でもいいし、九州横断で大分方面に向かうのもアリかも?!

九州・下関エリアのバスが走っている場所なら、どこにでもアクセスできて便利なSUNQパス。目的地が複数あれば、かなりお得に旅できるとわかったが、使える路線が多すぎて、行先に迷ってしまったら……?
そんなユーザー側の率直な疑問を、SUNQパス担当者の野崎さんと藤田さんにぶつけてみた。
九州・下関のエリア内で、バスの運行がない区間はありますか?

SUNQパスは九州・下関の多くのバス事業者が加盟しています。各県を結ぶ高速バスに加え、各県内に張り巡らされた路線バスも使えますよ。
乗車の際の注意点やポイントはありますか?

路線や便によって事前予約が必要な場合と、そうでない場合があります。福岡からの場合、熊本や佐賀などの中距離を越える移動には事前予約が必要なので、乗車前にホームページか電話でご予約いただくか、席が空いていれば当日窓口での手続きでもOKです。
行き先が決まってない人は、どんなふうに組み立てれば良いのでしょうか?

そんな場合は、ホームページに掲載している「モデルコース検索」が便利です。気になる場所と泊数を指定すればモデルコースが出てくるので、ぜひ参考にしてみてください。
それは便利ですね。旅程の組み方のコツってありますか?

まずは1カ所行きたいエリアを決めて、そこから「ひとつ足を伸ばしてもう一泊」と考えるのがおすすめです。今回の場合、長崎発だと佐世保や雲仙に移動するのが効率良さそうですね。
なるほど。目的地+1の発想ですね! ちなみに、お得率が高い路線ってあるんでしょうか?

金額以上にパスを使い倒そうと思うと、長距離移動が断然お得ではありますが
その分移動時間がかかるんですよね~。

例えば北部九州+下関エリアの9,000円パスを買う場合、大分=長崎間は通常片道4,720円(往復8,500円)なので、片道ずつ買うとすれば、その1区間の往復だけで元は取れます。
本当だ。往復の金額で計算したとしても、現地で何度かバスを使えばクリアですね。

そうなんです。だから、これ、ギリギリの価格です(笑)。九州の交通事業者が一丸となった企画だからこそ実現できたと言えます。
あと、これは難題かもしれませんが……。全九州+下関3日間のパスで、山口を含めた全県を3日間で制覇するのは可能なんでしょうか?


そ、それは……聞いたことないですね。

私たちも試したことはありませんでしたが……。もし実現した人がいらっしゃれば、タイムスケジュールも合わせてぜひ教えていただきたいものです(笑)。

挑戦者、お待ちしています!(笑)
全九州+下関エリアをひとつのパスでぐるっと周れるって、とにかく便利でわかりやすい。『おーちかmap』の旅をお手本に、2023年はSUNQパスでバス旅に行こう!

西日本鉄道株式会社
自動車事業本部 営業企画部 高速営業担当 係長
地域営業課で宗像・筑豊地方の路線バス営業に取り組み、広報課を経て、高速バスの営業活動に従事。現在はSUNQパスの営業活動や、新規路線の広告宣伝活動などに携わる。

西日本鉄道株式会社
自動車事業本部 営業企画部 高速営業担当
2021年入社。SUNQパス全般の運営、営業活動や、企画乗車券の造成、予算関連業務などに携わる。

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