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福岡・天神の中心部にある「ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)」の最上階にオープンした「ONE FUKUOKA HOTEL(ワンフクオカホテル)」。2025年4月24日(木)に開業した「ワンビル」とともにオープニングを迎え、観光やビジネスなど国内外の幅広い客層から注目を集めている。
そんな「ワンフクオカホテル」をエヌカケル編集部が徹底取材! 客室やサウナ付き大浴場、レストランなど、館内の魅力をご紹介!
2025年4月24日(木)開業の「ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)」最上階(18・19階)に「ONE FUKUOKA HOTEL(ワンフクオカホテル)」は、西鉄と株式会社Plan・Do・Seeの協業によりオープンした宿泊施設だ。
西鉄の「ワンビル」開発チームは内装デザインの中村拓志&NAP建築設計事務所、ホテル事業の株式会社Plan・Do・Seeをパートナーとして迎え、福岡にこれまでになかった空間を創造するために準備を進めてきた。
中村拓志&NAP建築設計事務所のデザインによる館内は、大きな窓や吹き抜けを取り入れた開放感あふれる造りがポイントだ。テラス付きの客室や緑あふれる中庭など、繁華街の中心部にいながら空や風、自然を感じてリフレッシュできる。
運営パートナーに迎える株式会社Plan・Do・Seeは、福岡では「WITH
THE STYLE FUKUOKA」(福岡市博多区)や「THE LUIGANS SPA&RESORT」(福岡市東区)を展開。その土地にあった世界観の演出、にぎわいを作り出し、多くの宿泊客を魅了している。
全41室ある客室は、8タイプに分かれている。広々としたテラスがあるスイートタイプの客室や、ワークスペースとして使える「書斎」を備えた客室など、デザインと機能性を兼ね備えたスモールラグジュアリーが実現。用途に合わせて利用したい。
福岡空港からは地下鉄空港線で天神駅まで約12分。西鉄福岡(天神)駅からは徒歩3分。福岡空港からタクシーでも約20~30分という抜群の立地が、どんな宿泊客にとってもまずうれしい。
天神の中心部で、周辺にはショッピングモールや飲食店が豊富にあり、空港や観光地との移動にも便利。観光にもビジネス利用にも最適なロケーションだ。さらに、ワンビル最上階にあたる18・19階に客室があり、素晴らしいオーシャンビュー・シティビューが広がっている。
宿泊客専用の大浴場にはサウナを完備。ウッドデッキからは博多湾や荒津大橋などベイサイドの景観を見渡すことができ、疲れた身体をしっかりとリフレッシュできる。
フランス・パリのカルティエ現代美術財団で文楽公演を開催するなど、幅広い活動を展開するアーティスト・舘鼻則孝さんが館内や客室のアートを手掛けた。伝統工芸技法を活用した作品から現代的な絵画作品まで、全てが新作となる約80点が展示されている。
19階では、福岡や九州の食材を生かした料理を提供するオールデイダイニング「THE KITCHEN」、絶景が広がるルーフトップバー「THE ROOF」、贅沢な個室空間で鉄板料理が味わえる「WAN STEAK HOUSE」が。また、1階でもカフェ「THE CAFE」が営業中。時間帯やシチュエーションに合わせて使い分けを!
客室は全8タイプ、全41室(室内35㎡~64㎡)。スタンダードからスイートまで多様な客室が「ワンフクオカホテル」の魅力のひとつだ。どの部屋もシンプルかつ洗練されたデザインで、機能性も兼ね備えている。
旅行だけでなくMICE(マイス)などビジネスユースにも対応。各部屋の特徴を写真と共にピックアップして紹介していこう。
「テンジンコーナーテラススイート」は、2室。62㎡のリビングと43㎡のテラスを有する特別なスイートルームで、コーナーの大きな窓からテラスへとつながる開放感がたまらない。テラスからは、福岡市内の景色を一望できる。
ソファベッドなどの家具を配す広いテラスが設けられているのは「ワンフクオカホテル」らしいポイント。天気の良い日には広いテラスでのんびり休んだり、まちの景色を眺めながら風を感じたりと、室内での滞在時間をより豊かなものにしてくれる。
2室ある「テンジンコーナーテラススイート」のうち、こちらは天神の中心部を南北に走る「渡辺通り」の南側に位置する客室。
一方、こちらは反対の北側に位置するお部屋。
2面の大きな窓をコーナーに配した、パノラマビューのスイートルーム。テンジンコーナースイートと同じ62㎡の広さを有し、寝室でもリビングでも空を感じられる開放的な雰囲気だ。
ホテルで1室のみの、キッチンカウンター付きスイートルーム。最上階に位置し、昼はベイサイドの美しい見晴らしが、夜には夜景が楽しめる。長期滞在におすすめの一室。
また、洗面は全室2台あり、ゆったりと使えるのが特徴だ。
アメニティは、原材料から製造までメイド・イン・ジャパンを貫く「oltana(オルタナ)」を採用。エシカルなブランドをセレクトした点も「ワンフクオカホテル」ならではの視点だ。
博多湾を眺めながら、贅沢にくつろげる60㎡のスイートルーム。執務デスクやテーブルなどもそろう機能的な空間で、ビジネス利用にも対応する。
セミダブルベッド2台を配した「テラスツイン」。室内面積40㎡、テラス面積13㎡でコンパクトながらシンプルで快適な造りとなっている。テラスの奥行きが西側よりも広くなっているのがポイント。開放感あふれる外の空気を楽しみながらリラックスを。
緑豊かな中庭が眺められる書斎と自然を感じるテラス席。空と緑、2つの景色が楽しめるワンフクオカホテルならではの客室だ。クリエイティビティを刺激する書斎は、「創造交差点」というワンビルのコンセプトにもぴったり。キングサイズのベッドでオン・オフをうまく切り替えながら過ごしたい。
書斎の窓には雨戸のような上開扉が設置されている。ワンビルのデザインにおいて重要なエッセンスとなった天神さま=菅原氏の一族が営んでいた私塾では、書斎に続く廊下を教室として使っていた。それを「菅家廊下(かんけろうか)」と読んでいたことがデザインの発想のもととなった。ワンフクオカホテルならではの粋で挑戦的なデザインだ。
寝室とリビングが独立した18階の「テラスキング」。西側に面したテラスにはサイドテーブルとチェアを備え、市街地の景色を眺めながらくつろげる。
シンプルでありながら、上質な空間を提供する19階の「スーペリアキング」は35㎡のワンルームタイプ。床から天井まで届く大きな窓からは外光が差し込み、快適に過ごせる。
繁華街の中心に位置しながら、大浴場とサウナを備えたのも「ワンフクオカホテル」も魅力のひとつだ。入浴は、チェックイン後15時から25時まで、朝は6時からチェックアウトの12時までOK。深夜や早朝でも利用できるので、観光やビジネスで疲れた身体をしっかりリフレッシュできる。
大浴場にはサウナも完備。冷水浴槽があるのでサウナ後にはしっかりリフレッシュできる。
さらに、ウッドデッキに出ると、高層階ならではの清々しい景色が!
女性用の大浴場は男性用とレイアウトが異なるが、設備はほぼ同じだ。
リフレッシュにちょうどいいウッドデッキ。北側には「ワンフクオカホテル」より高い建物はなく、目隠しは高めに設置されているので安心だ。
ホテルの朝食は、ホテル最上階のレストラン「THE KITCHEN」で。シェフ自ら生産者のもとへ足を運び、地元の食材をセレクト。メイン料理1品付き、和洋折衷のハーフビュッフェのスタイルで提供する。
※宿泊者以外の朝食利用は2025年8月以降に開始予定
1日を通して利用できるオールデイダイニングや特別な夜を彩るカフェ・バーまで、ホテルでは4つのレストランが営業している。
朝食会場でもある「THE KITCHEN」は、ランチタイムには宿泊者以外でも利用OK。前菜、選べるメインディッシュ、パン、コーヒーまたは紅茶がセットになった2つのランチコースを用意する。
また、夜には前菜、冷菜・温菜、メイン、パスタ、デザート合わせて約30種類のアラカルトをラインナップ。「博多 辛子明太子フムス ピタパン添え」(800円)や「馬肉のカルパッチョ 梶谷農園ハーブ トリュフ風味」(2,100円)、「糸島豚のグリル 国産ニンニクとローズマリーの香り」(3,500円)など、福岡や九州らしい料理が味わえる。
ほか、開業を記念したお得な「SPECIAL OPENING COURSE」(7,000円)を期間限定で提供。「THE KITCHEN」の魅力が詰まった全6品を楽しめる。
「スペシャルオープニングコース」
●長浜市場直送 鮮魚の炙り ソイジンジャーソース
長浜市場は「ワンフクオカホテル」から車で5分ほどの場所にある「福岡市の台所」。玄界灘でとれた旬の魚を使用する。
●フォアグラのソテー サフラン風味の焼きリゾット
シェフ一押しの一品。まったりとしたフォアグラと香ばしい焼きリゾットのコントラストが味わい深い。
●こだわりトマトとブッラータチーズ スパゲッティーニ
福岡・糸島にある藤波農園から届く、糖度の高い「エンジェルトマト」(ミニトマトの一種)を使用。ブッラータチーズはフランス産。
●特選黒毛和牛 サーロイングリル 熟成甘醤油
状態の良い九州産黒毛和牛を厳選して調理。福岡・糸島の北伊醤油の熟成醤油が肉のうまみを引き立てる
●シトラスケーキ
レモンピューレがさわやかに香る。スポンジの中に隠れたジャムが果実味をプラス。
●コーヒーor紅茶
コーヒーはオリジナルブレンド。紅茶は、栽培からブレンドまでを一貫して手がける「沖縄ティーファクトリー」のオリジナルブレンド。系列ホテルの中では初めての提供となる。
「THE KITCHEN」に隣接する「THE ROOF」は、ルーフトップのテラス席が魅力のカフェ・バー。北側・西側の景色が見渡せるので、博多湾を望みながらサンセットや夜景を楽しむのがよさそう。
テラスにある「大水盤」は、ホテルのデザインでキーワードとなった「天神さま(菅原道真公)」が姿を映したという「水鏡」を模したもの。水と光の演出で落ち着いた雰囲気に。
おすすめのドリンクは地元の柑橘類を使った「天神サワー」(1,300円) スモークの香りを閉じ込めた「檜ジントニック」(1,300円)、福岡名物の「八女煎茶×あまおうマティーニ」(1,500円)などのカクテル。
博多湾を望む「WAN STEAK HOUSE」は、プライベート感あふれる鉄板焼きダイニング。上質な黒毛和牛や厳選した野菜など九州の食材を、カウンター席の目の前で華麗に焼き上げる。ランチコースは5,500円、ディナーコースは13,000円。ボトルワインは、九州産を含む国内ワインやナチュールのラインナップも。
※2025年5月12日より営業開始
アートと格子組みの内装が調和したホテル直営のカフェ「THE CAFE」はワンビル1階で営業。天神の中心を東西に貫く明治通り沿いにあり、ワーカーや観光客などさまざまな人でにぎわう。「ONEオリジナルコーヒー」(600円)や「ONEオリジナルティー」(600円)などのドリンクほか、「福津産あまおうのパフェ」(2,300円)や「ONEオリジナル珈琲ゼリー with ソフトクリーム」(800円)といったスイーツメニューも見逃せない。
外の空気を楽しみながらリラックスできるガーデンテラス(中庭)は、「ワンフクオカホテル」のシンボル的な空間。通路やテーブル席があり、ちょっとした休憩や散策、軽食を楽しむのもいい。
ライブラリーラウンジでは、セルフサービスのコーヒーや紅茶、アイスクリーム、ライトスナックなども無料で提供。落ち着いた雰囲気で、読書や作業にもぴったりだ。
現代のライフスタイルに寄り添い、自然を感じながらくつろげる「ワンフクオカホテル」は、福岡市内での滞在に最適な新しい選択肢になりそう。地元に住む方も、宿泊者以外でも利用できるレストランをぜひ訪れてみてください!
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